赤坂芸者衆「伝統守りたい」 きらぼし銀本店で初公演

2022年5月17日 07時12分

きらぼし銀行本店の特設舞台で公演した赤坂芸者の皆さん=港区で

 きらぼし銀行は十五日、本店のある港区と連携し、赤坂の料亭文化を彩る赤坂芸者衆の公演「華のおどり」を初めて開催した。公募による港区民ら百人余が来場し、華やぐ雰囲気を間近で楽しんだ。
 公演に向け、ふだんは株主総会などの場となる同行本店内の会議室に舞台を特設した。渡辺寿信(ひさのぶ)頭取は「同じ港区に本店がある銀行として、地域に貢献したい。伝統を次世代につなぐ(芸者衆の)情熱を感じてもらえたら」と語った。
 赤坂の芸者衆は花柳界で「牡丹(ぼたん)の花」にたとえられ、華麗さが魅力という。稽古に日々励んでいるけれども、長引く新型コロナウイルス禍で披露する機会を失ってきた。
 この日は約一時間、赤坂芸者のオリジナル曲や座敷踊りの定番曲などを披露した。芸者で初めて二〇一六年に旭日双光章を受章した育子さんは「見ていただくのが最高の幸せ。この文化を守っていきたい」と語り、観客とともに三本締めで公演を締めくくった。(石川修巳)

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