データセンター誘致へ 栃木市、東北道・栃木IC周辺に 年16億円の税収に期待

2022年5月17日 07時45分

データセンター候補地の仮称・栃木インター西産業団地予定地=栃木市で

 栃木市は、東北自動車道栃木インターチェンジ北西側に造成中の「仮称・栃木インター西産業団地」に、情報処理施設「データセンター(DC)」の誘致を進めていることを明らかにした。十ヘクタール規模の施設を誘致できれば約一千億円の設備投資、年十六億円相当の固定資産税が期待できるという。
 DCはコンピューターやデータ通信などの装置を設置、運用することに特化した次世代施設で国のデジタル変革戦略の一環。災害時のリスク回避を目指し、大都市圏集中から地方への分散を進めており、十ヘクタール規模の中核拠点五カ所、小型の地方拠点十カ所程度の建設を想定、最速で二〇二六年度から建設に着手する予定という。
 市は昨年六月から経済産業省、県と協議を重ねてきた。百を超す自治体が誘致を希望する中、今年四月中旬に公表された七十八カ所の候補地リストに残った。今後は国が求める事業実施可能性調査を本年度内に実施する方針だ。
 同団地は広さ約五十ヘクタール。交通アクセスの良さに加え、自然災害リスクの低さ、DCの安定的な運用に必要な特別高圧電源を二系統から供給可能という好条件を備えている。市担当者は「ライバル候補地と比べて条件はかなりいい」と誘致実現に自信を見せている。(梅村武史)

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