「私は黒人で、同性愛者で、移民の女性。若い人に夢を」 黒人女性初のアメリカ大統領報道官が初会見

2022年5月17日 18時44分
笑顔で初の記者会見に臨むジャンピエール米大統領報道官=16日、米ホワイトハウスで(AP)

笑顔で初の記者会見に臨むジャンピエール米大統領報道官=16日、米ホワイトハウスで(AP)

 【ワシントン=浅井俊典】バイデン米政権の新たな大統領報道官に就いたカリーン・ジャンピエール氏が16日、ホワイトハウスで初めて記者会見した。黒人女性として、また同性愛者を公言する性的少数者(LGBTQなど)として初めて報道官に就任するジャンピエール氏は「私がここに立つことで、若い人がより大きな夢を見られるようになれば」と語った。
 ジャンピエール氏は「私は黒人で、同性愛者で、移民の女性だ。何世代にもわたって壁を乗り越えてきた人たちがいなければ、私はここにいなかった」と述べ、人種差別と闘い、マイノリティーの権利拡大に尽力した先人への感謝を表明。
 13日付で退任した前任のサキ氏の姿勢を引き継ぎ、米国政治に「真実と誠実さ、透明性を取り戻す大統領の期待に応えられるよう努力する」と強調した。「(政権とメディアとで)常に意見が一致するわけではないが、それも民主主義の一部だ」とも語った。
 ホワイトハウスや米メディアなどによると、ハイチ人の両親を持つジャンピエール氏はカリブ海のフランス領マルティニクで生まれ、米ニューヨークで育った。テレビの政治アナリストや副大統領時代のバイデン氏の顧問などを歴任。今回、副報道官から昇格した。

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