ミャンマー国軍の留学生受け入れ、防衛省に中止を要請 民主化支援議連と挙国一致政府の駐日代表

2022年5月17日 21時36分
ミャンマー国軍士官らの受け入れ中止を求める文書を防衛・外務両省の担当者に提出するソーバラテイン氏㊧

ミャンマー国軍士官らの受け入れ中止を求める文書を防衛・外務両省の担当者に提出するソーバラテイン氏㊧

 昨年2月にクーデターを起こし、多数の市民を殺害しているミャンマー国軍から防衛省が留学生を受け入れて訓練をしているのは、弾圧に加担する暴挙だとして、超党派の「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」(中川正春会長)は17日、岸信夫防衛相と林芳正外相宛ての文書で、受け入れ中止を要請した。国軍に対抗してミャンマーの民主派が樹立した「挙国一致政府(NUG)」のソーバラテイン駐日代表も同様の要請文を提出した。
 防衛省は2015年度に事業を始め、クーデター後の昨年度は4人が来日。本年度も士官と士官候補生の4人の受け入れを決めた。
 議連は緊急総会を開き、「暴力行為に加担する暴挙で、国軍支配を正当化する愚行」と非難し、中止を求める文書を防衛・外務両省の担当者に提出。ソーバラテイン氏も「国軍が国民を殺害していることを踏まえて中止を」と訴えた。
 防衛省は留学した士官らが将来、民主主義への認識を持った人間になる可能性などを受け入れ理由に挙げている。(北川成史)

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