<フロンターレ ウオッチ>ACL敗退を糧に 「今が伸びるタイミング」

2022年5月18日 06時48分

福岡戦の後半に先制ゴールを決めて喜ぶ川崎の遠野選手(手前)=14日、等々力陸上競技場で

 川崎フロンターレが四月のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)一次リーグで敗退し、四チームが参戦したJリーグ勢で唯一、八月の決勝トーナメントに進めなかった。今季J1でも圧倒する試合ができていないが、選手もチームも踏ん張っている。約一カ月ぶりのホーム試合となった十四日の福岡戦で2−0の勝利をつかみ、鬼木達監督は「今が伸びるタイミング」と口にした。
 2−3で敗れたACL第五節の蔚山(韓国)戦は相手の速攻狙いにはまって失点を重ねた。指揮官は「怖がらずにチャレンジすること」の大切さを強調する。福岡戦ではその姿勢が戻った。堅守速攻の福岡に対し、攻めの姿勢を押し通す。
 カウンターによる反撃を受けるリスクをしっかり管理しながら2得点。ACL6試合中、5試合に出場した二十三歳の遠野大弥選手は、広範囲に動きながらペナルティーエリア内での「仕事」を追求し、福岡戦で先制点。「もっとゴールに関わりたい」と気持ちも乗っている。
 残る五月のJ1は中二日または中三日の連戦が続くが、鬼木監督は「ACLでの経験をどれだけ成長につなげられるか。大きなポイントになる」。十八日にアウェーで対戦する神戸も前節に今季J1初勝利を挙げて自信を取り戻しつつある。川崎にとっては難しい相手になりそうだが、ACLの悔しさを糧に前進したい。(唐沢裕亮)
【ACL1次リーグ】
4月30日
川崎○1−0●広州FC(中国)
【Jリーグ】
5月7日
川崎○2−0●清水
14日(H)
川崎○2−0●福岡
※Hはホーム戦

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