コウノトリひな誕生 野田の飼育施設「こうのとりの里」で10年連続

2022年5月18日 07時00分

生まれたばかりのコウノトリのひな(野田市提供)

 国の特別天然記念物・コウノトリの野生復帰に取り組む野田市は十二日、市内の飼育施設「こうのとりの里」で、ひな一羽が生まれたと発表した。市が二〇一二年に飼育を始めてからひなの誕生は十年連続。
 同日午前六時十五分ごろ、飼育員がひながかえったのをモニターで確認した。秋田市大森山動物園から届いた有精卵を施設で飼育しているコウくん(雄十七歳)とコウちゃん(雌二十六歳)のペアが温めていた。托卵中の卵はもう二個あり、こちらも近くかえる可能性がある。
 順調に育てば、七月上旬に巣立ちを迎え、同下旬から八月上旬にかけて放鳥する予定。
 また一四年に生まれたミライ(雌八歳)を預けている兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)から、ミライのペアリングが成立し、四月二十日に二羽のひなが誕生したとの報告があった。野田市の担当者は「双方に誕生したひなの成長を見守っていきたい」と話している。(牧田幸夫)

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