「現実を見るべきだ」ロシア退役軍人が生放送で国営メディアを批判 自軍の苦境指摘し「報道は事実でない」

2022年5月18日 21時22分
ウクライナ北東部ハルキウで破壊されたロシア軍の戦車(AP)

ウクライナ北東部ハルキウで破壊されたロシア軍の戦車(AP)

 ロシアのウクライナ侵攻について、16日に生放送されたロシア国営テレビの政治討論番組で、軍事評論家でもあるホダリョノク退役大佐(68)が、ウクライナ軍の善戦によってロシア軍が苦境に陥っているとして「現実を見るべきだ」と訴えた。討論番組はプーチン政権のプロパガンダに利用されており、軍事作戦への批判は異例だ。

◆「ウクライナ軍は最後の1人まで戦うだろう」

 ホダリョノク氏は、ウクライナ兵の敵前逃亡や士気の低さに関するロシア国営メディアの報道について、「事実に即していない」と断じた。「ウクライナ軍は100万人を武装させることが可能」とし、欧米からの軍事支援を受けたウクライナ軍が「最後の1人まで戦うだろう」と述べた。
 また「ロシアの同盟国は少ない。全世界がロシアと敵対し、ロシア軍は軍事的、政治的な問題に直面している」とも指摘した。ホダリョノク氏は2014年のウクライナ南部クリミア半島併合後、ロシアの孤立に懸念を示してきた。

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