越谷サンシティ整備事業 越谷市が1年延期発表

2022年5月19日 07時10分
 越谷市は十八日、JR南越谷駅と東武伊勢崎線新越谷駅周辺のにぎわいの核となる複合施設「越谷サンシティ」=写真=の整備事業を、一年延期すると発表した。二〇二九年度のリニューアルオープンを目指す。
 延期の理由について、市は「コロナ禍が収束しないことや、ウクライナ情勢の影響などでエネルギーや建設資材価格が大幅に高騰するなど先行きが見通せなくなった」としている。
 市は昨年四月、民間活力を導入して現施設を建て替える整備基本計画を策定。二四年度から解体と新施設建設を進め、二八年度のリニューアルオープンを目指していた。延期に伴い、現施設の利用は当初予定の二三年度までから、二四年度までに後ろ倒しする。
 市によると、スケジュール以外の基本計画を見直す予定はないという。基本計画では、事業費の概算は施設全体の解体費二十五億円、現在の公共施設と同程度の床面積がある新施設の整備費百三億円で、約百二十八億円と見込んでいた。
 越谷サンシティは、市民ホールや図書室などの行政機能と商業機能の複合施設。商業施設を所有していた第三セクターが撤退した後は、市が約二万平方メートルの土地と施設のすべてを所有、管理している。
 福田晃市長は「市民の皆さんにとって最も有益なのは何かという視点から、いったん立ち止まって見極める期間が必要と判断した」とコメントした。(大沢令)

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