鉾田のメロン、イチゴに注目

2022年5月19日 07時11分

◆「すぐにでも料理に」 都内のシェフが農園巡り味見 県ツアー

イチゴを試食するツアー参加者=鉾田市で

 全国屈指の果物生産地の鉾田市で十八日、東京都内のシェフやパティシエが農園などを巡る食材ツアーが開かれた。メロン、イチゴ、スイカの各生産者を回った四人の参加者は「すぐにでも料理に取り入れたい」などと絶賛していた。
 著名シェフに県産食材に注目してもらい、ブランド力向上につなげようと、県が主催。シェフらは各農園などで一〜二時間ほど滞在し、生産者の話を聞いたり味見をしたりした。
 イチゴを栽培する村田農園(子生)では、水はけがよく水分調整しやすい優れた土壌であることや、冬季には温かい地下水を噴水して温度調整することなどを説明。村田和寿代表(53)は「シェフやパティシエの間では、いいものは口コミですぐに知れ渡る。プロに評価してもらう機会はありがたい」と商機に期待した。
 北茨城市出身で、東京都内のフランス料理店でパティシエを務める大沢康二さん(38)は「こんなにおいしいものをどう扱うか、自分の技術が不安になるくらいの食材だった」と高く評価していた。(長崎高大)

◆赤と青の果肉 出荷ピークだよ ブランド大使がPR

メロンをPRする圷千智さん=水戸市で

 市町村別出荷額で全国1位を誇る鉾田市のメロン。市の魅力を発信する「ほこたブランド大使」の圷千智(あくつちさと)さんが18日、東京新聞水戸支局を訪れ、いよいよ出荷のピークを迎えるメロンをPRした。
 メロンが好きだったことからブランド大使に志願し、週に1回、メロン農家を手伝っているという圷さん。「出荷できないメロンをたくさん食べさせてもらっている」と笑顔を見せる。
 多くの品種の中で、圷さんの一番のお薦めは果肉が赤い「赤肉」のクインシーメロン。「甘いし、美容に良い成分も入っているから」
 クインシーだけでなく、「青肉」のイバラキング、アンデスもこれからが最盛期。市や県はピークに合わせ、高級果実を扱う首都圏や大阪、京都の果物店や百貨店、ホテルで販売フェアを行う。厳選したイバラキングと赤肉メロン2個セットの「いばらきメロンセット」も、東京・銀座の県アンテナショップなどで販売する。(加藤裕治)

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