川崎区制50周年記念 昭和30年代の駅東口再現 アトレ川崎でジオラマ展示

2022年5月20日 07時16分

昭和30年代の川崎駅前が再現されたジオラマに見入る親子=JR川崎駅のアトレ川崎で

 昭和三十年代の川崎駅東口を再現したジオラマが、JR川崎駅ビル「アトレ川崎」のコモレビテラスに展示されている。川崎区が四月に区制五十周年を迎えたことを記念した取り組みの一環で、買い物客らが足を止めて、かつての駅前の街並みに思いをはせている。(北條香子)
 ジオラマは市民ミュージアム(休館中)が二〇一三年に製作した。百貨店「小美屋(こみや)」や東芝堀川町工場などがあった一九六三年当時の川崎駅周辺が、二・一メートル四方に約二百分の一の大きさで再現されている。市民らから提供された昭和二十〜四十年代の駅前ロータリーや銀柳街、川崎大師の門前町などの写真と、現在の様子を比較したパネルも並ぶ。
 鉄道模型やジオラマが好きという倉形尚希君(8つ)=同区日ノ出=は母杏莉さん(41)と立ち寄り、興味深げに見入っていた。市バスの運転手だった八十代の親族に昔の話を聞くことも多いといい、杏莉さんは「息子の父や祖父が小さかったころの様子を伝えるいい機会になる」と話していた。
 アトレ川崎での展示は六月五日まで。富士通スタジアム川崎やカルッツかわさきなど区内の施設で、来年二月まで巡回展示される。

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