前平塚市長や市議らシンポ 政治にもっと女性の声を クオータ制導入訴え

2022年5月20日 07時16分

会場からの質問を聞く壇上のパネリストたち=平塚市で

 「女性の政治参加を進めるために」と題したシンポジウムが平塚市で開かれ、前市長の大蔵律子さん(83)らが女性議員を増やすのに必要な取り組みなどを語り合った。市民グループ「女性史に学ぶ会」と市が共催した。
 パネリストは大蔵さん、元茅ケ崎市議の西山正子さん(85)、二人の選挙や議員活動を支えた女性たち、平塚市議の江口友子さん(46)の五人。十五日に行われ、近隣の市町から集まった男女約四十人が耳を傾けた。
 大蔵さんは一九八七年から市議を四期、続いて市長を二期務めた。「物事を決めるときに女性が圧倒的少数というのはおかしいと思わなければいけない」と主張。八三年から市議を三期務めた西山さんは「女性はなかなか選挙に出られない」として、候補者や議員の一定数を女性に割り当てるクオータ制の導入を訴えた。
 政治への関心を高めるため、大蔵さんは「身近な問題で何かできないかと話し合える仲間づくりが重要では」と指摘。市議五期目の江口さんは「みんながもやもやしたことを少しずつ均等に話す場をつくっていけば、カラオケボックスで日本人の歌唱力が鍛えられたみたいに政治力も伸びていくと思う」と述べた。
 来春には両市議選とも行われる見込みで、西山さんは「多くの女性に立候補してもらいたい。そして地域にある問題を発掘して議会に持っていってほしい」と呼びかけた。(吉岡潤)

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