東海第二再稼働 「住民の意見聴くこと強化」 首長の対話要求に原電社長

2022年5月20日 07時39分

記者会見する原電の村松社長=東京都千代田区で

 日本原子力発電(原電)の村松衛社長は十九日、東京都内で二〇二一年度決算の記者会見し、東海第二原発(東海村)の再稼働に絡み、「住民の意見を聴くことを強化し、さまざまな工夫を凝らして理解活動を進めたい」と述べた。
 東海第二で再稼働に向けて進めている事故対策工事の完了時期が二四年九月に延期されたことを受け、周辺六市村の首長は今月、現地視察を実施。その際、原電は「従来型の一方的な説明ではなく、対話が必要」と求められていた。
 県と周辺十四市町村に策定義務のある広域避難計画について、村松氏は「さまざまな勉強会や作業部会に参加し、一緒に進めていきたい」と述べるにとどめた。
 原電はこの日の取締役会で、村松氏の社長続投を含む役員人事を内定。六月三十日の株主総会で承認を求める。(長崎高大)

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