ブランド力向上へ みなかみ「猿ケ京温泉」地域団体商標に 県内では4例目

2022年5月20日 07時44分
 みなかみ町の「猿ケ京温泉」が、地域ブランドを保護する特許庁の地域団体商標に登録された。猿ケ京温泉旅館協同組合(持谷明宏代表理事)が手続きを進めていた。群馬県内で温泉地名が同商標に登録されたのは伊香保、草津、四万に次いで四例目になる。(石井宏昌)
 同組合は現在、旅館七軒で構成する。組合によると、猿ケ京温泉では後継者問題やコロナ禍の影響で廃業する宿泊施設も出ているという。こうした状況を踏まえ、町外の業者が進出してきた場合の温泉地の保護や温泉地名のブランド管理が必要と考え、同商標の登録に取り組んでいた。
 持谷代表理事は「温泉の後継者のために権利関係を明確にしたいと考えた。出発点に立ったばかりだが、猿ケ京温泉のブランドを高めていきたい」と話す。ロゴ作成や地元産品を使った食事メニュー、土産品などの開発も目指す。
 地域団体商標は地域ブランドの保護と地域経済活性化を目的に二〇〇六年に導入された。地域名と商品(サービス)名を組み合わせた文字商標を登録する制度。類似名称が不正に使われた場合に法的措置などで対抗できる。地域ブランドとして独自色をアピールすることで、商品やサービスのブランド力を高めることも期待される。

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