大坂なおみ「今も大きな不安」 会見拒否・うつ状態告白から1年 22日開幕の全仏前会見で笑顔も

2022年5月21日 11時25分
クレーコートで調整する大坂なおみ=6日、ローマで(AP)

クレーコートで調整する大坂なおみ=6日、ローマで(AP)

 【パリ=谷悠己】テニスの四大大会、全仏オープン開幕を2日後に控えた20日、女子シングルスに出場する大坂なおみ選手(フリー)が当地で記者会見した。試合後の会見を拒んだことを機に「うつ」を告白し、途中棄権した前回大会から1年。「まだ怖さはある」と明かしながら、時折笑顔を交えながら質問に答えた。
 青い帽子にヘッドホンを乗せた姿で会見場に現れた大坂選手。「特別な大会なので戻れてうれしい」と話す一方、「正直に言うと、ここに来るのはとても不安だった」とも語った。
 昨年大会時の精神状態について「自分の問題にどう対処すべきか不安で、誰にも会いたくなかった」と説明。途中棄権したことで「気分を害してしまった人たちの元に飛び込むのが怖かったが、みんなポジティブに受け入れてくれた」と感謝しつつ、「今もメディアの前で話す時は大きな不安の波が押し寄せる」と語った。
 ただ、会見中に深刻な表情を見せることはなかった。1回戦の相手が1月の全豪オープンで敗れたアマンダ・アニシモバ選手(米国)に決まった時の心境を「冗談かと思った」と述べるなど笑顔も目立った。

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