浅草三社祭が始まる 五穀豊穣祈る「びんざさら舞」に見物客感動 「大行列」は雨で中止に

2022年5月21日 19時00分

三社祭が始まり、浅草神社の神楽殿で奉納された「びんざさら舞」

 東京の下町に初夏を告げる浅草神社(東京都台東区)の三社祭が21日、2日間の日程で始まった。浅草芸者らが練り歩く「大行列」が3年ぶりに復活する予定だったが、雨で中止となった。
 境内で午前10時から行われた例大祭には、3年ぶりに神社の氏子44カ町の町会長らが勢ぞろいし、700年以上続く祭りの始まりを見守った。
 午後は神楽殿などで五穀豊穣ほうじょうなどを祈る「びんざさら舞」が奉納され、雨上がりの境内に詰めかけた見物客がスマートフォンのカメラで優雅な舞を撮影していた。数年前に近くに引っ越してきた会社員小松美有紀さん(45)は「脈々と受け継がれた舞を見ることができて感動した」と話した。

 宮出しを控え、準備が進む3基の神輿(みこし)=浅草神社で

 三社祭はコロナ禍で20、21年と規模を大幅に縮小したが、今年はほぼ例年通りに戻した。22日の最終日にはメイン神事でもある本社神輿みこしの宮出し、宮入りで氏子関係者が神輿を担ぐ。その後は、曳台に載せた3基の神輿が各町会を巡行する。(西川正志)

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