ウクライナの同世代に役立てて 青梅市立泉中の生徒会 浜中啓一市長に寄付金手渡す

2022年5月22日 06時40分

集まった寄付金を浜中啓一市長(左)に渡す生徒会役員たち=青梅市役所で

 ロシアの軍事侵攻が続くウクライナを支援しようと、青梅市立泉中学校の生徒会が、校内で集めた寄付金三万六千九百九十九円を市役所に届けた。生徒会長の三年上原有煌(あきら)さん(14)は「同じ世代の子たちが勉強できる環境づくりに役立ててほしい」と話した。募金は日本赤十字社を通じて現地に送られる。(佐々木香理)
 生徒会による募金活動は同校で初めてで、十〜十二日の三日間実施した。二月以降に緊迫したウクライナ情勢が伝わる中、書記の三年清水琥珀(こはく)さん(14)が提案。清水さんは、市内で募金活動を見かけ「自分たちも力になりたい」と思い立った。
 多くの人に関心を持ってもらおうと、生徒会が発行する「生徒会だより」で告知し、切り取って使える組み立て式の封筒を付けるなど工夫を凝らした。期間中は朝の登校時に生徒会役員が校門に立ち、生徒や教員に協力を呼び掛けた。
 上原さんは「二日目から募金してくれる人が増えてうれしかった。中学生でも世界で苦しんでいる人を助けたいという強い思いがあることが分かった」と振り返った。
 十八日は生徒会役員七人が市役所を訪問。上原さんは「募金活動を通じて平和について考えた。学校生活が送れることは幸せだと感じる」と浜中啓一市長に寄付金を手渡した。浜中市長は「気持ちをしっかり受け止めて届けたい」と話した。

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