バイデン氏の訪韓終了 尹大統領とともにミサイル防衛の拠点訪問 米韓同盟の強化確認し、北朝鮮をけん制

2022年5月22日 19時19分
22日、韓国・烏山空軍基地で、米韓が連携する司令部を視察するバイデン、尹錫悦両大統領(中央左と右)=韓国政府提供

22日、韓国・烏山空軍基地で、米韓が連携する司令部を視察するバイデン、尹錫悦両大統領(中央左と右)=韓国政府提供

 【ソウル=相坂穣】バイデン米大統領は22日、訪問中の韓国で、米韓が共同運用する烏山オサン空軍基地の航空宇宙作戦本部(KAOC)を尹錫悦ユンソンニョル韓国大統領と視察した。米韓同盟の強化をアピールし、核実験やミサイル発射の兆候を見せる北朝鮮をけん制した。
 バイデン氏は、「朝鮮半島の脅威を抑制し安定を守ることは、全世界の平和にとって重要だ」と兵士らを激励。尹大統領は「高度化する北朝鮮の核・ミサイルの脅威に韓米が共同対応する場所だ」と強調した。
 基地の地下に置かれるKAOCは、朝鮮半島全域の米韓の航空宇宙作戦を統括する。北朝鮮のミサイル発射の兆候を探知して関連施設を攻撃する「キルチェーン」や発射されたミサイルを迎撃する防衛システム(KAMD)の指揮も担う。
 バイデン氏と尹氏は前日の会談で、米韓合同軍事演習の強化などで合意したが、北朝鮮は22日午後までに目立った反応をしていない。バイデン氏は同日、3日間の訪韓日程を終え、次の訪問地の日本に出発した。

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