「これが浅草だ!」3年ぶりの神輿担ぎ出しに涙ぐむ氏子も…熱気戻った浅草・三社祭

2022年5月22日 20時54分

三社祭の宮出しで氏子たちに担ぎ出される本社神輿=東京都台東区で

 浅草神社(東京都台東区)の三社祭は最終日の22日、最高潮を迎えた。3年ぶりに3基の本社神輿みこしを境内から担ぎ出す宮出しが行われ、大勢の氏子や見学者の熱気に包まれた。
 例年、本社神輿は氏子や、全国から集まった一般参加者がそれぞれ担ぎ出し、1基に最大約3000人が群がる。今年は新型コロナウイルス感染対策のため、担ぎ手を1基につき氏子約100人に限定した。
 午前7時すぎ、一本締めの合図で、マスクとはんてん姿の氏子たちは一斉に参道に並んだ3基を担ぎ上げた。笛や太鼓が鳴り響く中、「サー!」「オイサ!」と掛け声を上げながら鳥居を目指して進んだ。
 見守る氏子関係者の中には涙ぐむ人の姿も。鳥居の外では大勢の観客が詰め掛け、久々の行事を見届けた。
 3年ぶりに担ぎ出しに参加した会社員嶋村琴音さん(23)=西浅草=は「感覚を忘れかけていたが、担いだ瞬間に『これが浅草だ』とよみがえった。今回加われなかった人たちの思いも一緒に担いだ」と笑顔を見せた。(太田理英子)

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