渋谷の青ガエル、さよなら 旧東急線車両 ハチ公の縁で秋田へ

2020年2月10日 16時00分

秋田県大館市に移転される東急電鉄製の車両「青ガエル」=東京都渋谷区で

 青ガエル、秋田へ-。秋田県大館市と東京都渋谷区は九日、JR渋谷駅ハチ公前広場にある東急電鉄製の車両「青ガエル」を、7月から大館市に移転展示する計画を発表した。駅周辺の大規模再開発に伴う措置。2006年から親しまれてきた渋谷のランドマークは、5月いっぱいをめどに見納めとなりそうだ。
 青ガエルは、一九五四年から八六年に東急東横線などで走行していた「旧5000系」の愛称。緑色の塗装と丸みのある外観が特徴だ。現在は観光案内所として活用されている。ハチ公前広場の整備改修に伴い、渋谷区は移転を模索していた。
 ハチ公が大館市出身の縁で、両自治体は交流を続けており、移転計画が持ち上がった。七月以降は、ハチ公像もある観光施設「秋田犬の里」に置き、車内を来場者用の休憩スペースとして開放する予定という。
 大館市で記者会見した長谷部健渋谷区長は「両自治体の距離がより近くなるきっかけになればいい」と期待した。

関連キーワード

PR情報

社会の最新ニュース

記事一覧