太宰治が描いた肖像画 三鷹市に寄贈 来月4日から公開

2022年5月23日 07時03分

太宰が最晩年に描いた肖像画(三鷹市提供)

 作家太宰治(1909〜48年)が晩年に描いた油絵の肖像画が三鷹市に寄贈された。6月4日から、JR三鷹駅南口近くの市美術ギャラリー内「太宰治展示室 三鷹の此(こ)の小さい家」で初公開される。7月24日まで。
 肖像画は縦33センチ、横24センチの4号サイズ。画材などから、親交のあった洋画家の桜井浜江(1908〜2007年)の三鷹駅近くのアトリエで太宰がよくしていたように、即興で描いた作品とみられるが、誰を描いたのかは不明。太宰を担当していた筑摩書房の編集者、故石井立さんの遺族から市に寄贈された。市所蔵の太宰の絵画としては8点目。
 市担当者は「今回の肖像画は太宰の独特の色づかいや筆致で描かれています。文学だけではない芸術家の側面を味わってほしい」と話している。
 太宰治展示室は入場無料。月曜休館。問い合わせは太宰治文学サロン=電0422(26)9150=へ。(花井勝規)

関連キーワード


おすすめ情報

東京の新着

記事一覧