まちの産業を観光に生かす 小田原で来月フォーラム コース別ワークショップも

2022年5月23日 07時04分

街かど博物館を兼ねる梅干し店=小田原市で

 小田原市観光協会と全国産業観光推進協議会、日本観光振興協会は六月二十七、二十八日、「第二十一回全国産業観光フォーラム」を小田原市の小田原三の丸ホールで開く。産業観光は地域特有の各種産業を観光資源とする旅行のことで、フォーラムは県内で初めて。江戸時代にさかのぼる小田原のなりわいツーリズムに焦点を当て、コロナ時代の観光像を探る。(西岡聖雄)
 二十七日は、推進協の須田寛会長(JR東海顧問)が基調講演。市観光協会会長の外郎藤右衛門(ういろうとうえもん)さん、旅行関連企業「WAmazing(ワメイジング)」(東京都)代表取締役CEOの加藤史子さん、小田原まち歩き実行委員会の平井丈夫さんらが「なりわい文化とまち歩き観光」をテーマにパネル討論する。
 外郎さんは、室町幕府の国賓接待用に考案した蒸し菓子「お菓子のういろう」で知られ、現存する日本最古の製薬会社「ういろう」の二十五代当主。加藤さんは横須賀市出身で、リクルートを経て二〇一六年に創業、訪日客が手軽に観光情報を得られるアプリを提供している。
 戦国時代に東国最大の城下町だった小田原には、伝統産業が根付く。市内には「街かど博物館」と呼ばれる店舗兼ミニ展示施設が二十近くあり、鋳物や梅干し、かつおぶし、和紙、漆器、染め物など多彩なジャンルの歴史や製造法を紹介したり体験できる施設も多い。
 二十八日はういろう本店内の博物館やかまぼこ通り、ひもの、木工、梅林など六コースに分かれてワークショップを催す。いずれも参加無料(定員あり)。特設サイトから申し込む。問い合わせは小田原市観光協会=電0465(20)4192=へ。

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