<記者だより>新しい聖地

2022年5月23日 07時05分
 八月に千葉市蘇我スポーツ公園で開かれる国内最大級の野外音楽フェス「ロック・イン・ジャパン2022」のチケット第一次抽選先行の申し込み(二十三日まで)が好調という。三年ぶりの開催となる今回から会場を茨城県ひたちなか市から千葉県に移転。主催者ホームページ(HP)には「これほどの申し込みをいただいたことがないほどの勢い」とある。出演者も連日発表され、民放テレビの朝のワイドショーのテーマ曲を歌う女性シンガーmilet(ミレイ)さん、バンドの緑黄色社会など、最近の音楽に疎い四十代の私でも豪華と分かる顔触れだ。
 今月中旬、取材の移動途中に蘇我スポーツ公園に立ち寄り、フクダ電子アリーナのスタンド前から園内を一周歩いてみたが想像以上に広かった。敷地内に大ステージが四つも設けられ、アトラクションのように音楽を楽しむ空間が目に浮かんだ。
 「ロッキン」の愛称で親しまれるフェスが、千葉に根を張ろうとする一年目。最寄りのJR蘇我駅や会場周辺の混雑を避けるため、入場時間を三十分単位でずらす「分散入場」を導入するなど対策を講じる。日程は計五日間で出演者も異なり、県内に宿泊して連日楽しむファンもいるはずで、地域の経済効果も期待される。蘇我が新しい聖地となる過程を注視していきたい。(中谷秀樹)

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