<おやじカメラマン たっちゃん走る>須走まぼろしの滝 雪解け水とダイヤモンド富士

2022年5月23日 07時07分

初夏の日差しで雪が解けて流れる「須走まぼろしの滝」と、ダイヤモンド富士 

 午後4時10分過ぎ、富士山の山頂に太陽が沈み始めた。初夏だけ富士山に流れる雪解け水の「須走(すばしり)まぼろしの滝」の向こうに、ダイヤモンド富士の光景が始まった。
 富士山の須走口5合目から20分ほど歩いた「まぼろしの滝」に行った。遊歩道の終点には落差5メートルほどの滝が現れるが、まぼろしの滝の最終地点で、遅い時間にならないと水は流れない。

遊歩道の終点にある滝は落差5メートルほどあり、奥には残雪が残る 

 雪解け水が最初に流れるのは最上流。水のない沢を40分ほど登ると、雪解け水が音をたてて流れていた。水はしばらく流れると、溶岩の亀裂で山肌に吸い込まれて止まり、しばらくしてあふれ、下流に流れ出す。
 滝の良好な撮影ポイントには、何人もの富士山写真愛好家が三脚を並べて時を待っていた。気温が高く、多量の雪解け水が溶岩を磨きながら落ちていく。富士山の奥に日が沈むまで、シャッターチャンスが続いた。(静岡総局カメラマン・立浪基博)
<データ> 4日撮影、キヤノンEOS−1DX Mark3(ローマ数字の3)、16〜35ミリ、マニュアル、30分の1秒、絞りF22、ISO100

撮影ポイントには、須走まぼろしの滝と富士山を撮ろうと集まる写真愛好家ら=富士山の須走口5合目付近で


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