逗子土砂災害 崩落「凝灰岩の風化」か 国交省の専門家調査

2020年2月8日 02時00分
 神奈川県逗子市で道路脇の斜面が崩れ、県立高校の女子生徒(18)が巻き込まれて死亡した事故で、国土交通省の専門家が七日、崩落現場を調査し、二十~三十センチと薄い表層土の下にある凝灰岩の風化が進んだことによる崩落との見方を示した。
 現場に入った同省国土技術政策総合研究所の中谷洋明・土砂災害研究室長によると、凝灰岩が表層の土と一緒に、幅八~九メートルにわたって崩落していた。崩れた斜面は東北東向きで日当たりの悪さが特徴といい、これに風の強さや気温など悪条件が重なって風化が進んだと考えられるという。今後、気温変動などのデータを踏まえて原因を調べる。
 安全対策としては斜面に残った土を取り除き、風雨にさらされて風化が進まないよう覆う必要があるとした。 (北爪三記)

関連キーワード

PR情報