ウクライナの「国花」ヒマワリ育てよう ベルマーレ、藤沢市に寄贈
2022年5月24日 07時23分
ウクライナの支援に取り組むサッカーJ1湘南ベルマーレの真壁潔会長はホームタウン20市町の一つである藤沢市を訪れ、ウクライナの国花・ヒマワリの種を鈴木恒夫市長に贈った。真壁会長は「戦争はいけないということを子どもたちに伝えたい」と説明。市は市内の各小中学校に配る。
4月に始めた支援活動「ひまわりプロジェクト」の一環。ほかに、試合会場で寄付を募り、来場者にヒマワリの種を配布。ヒマワリをモチーフにしたユニホームのレプリカを販売して収益を寄付する。ユニホームは今月3日の試合で選手たちが披露したほか、7〜8月の試合でも着用する。
ホームスタジアムがある平塚市は1945年7月、大空襲で焼け野原となり、被害は周辺自治体にも及んだ。真壁会長は「地域に支えられる市民クラブとして歴史を次の世代に教え、戦争がまた起きないようにしたい」と力説。ホームタウン全市町への種の配布を「最低5年間は続けたい」と話した。(吉岡潤)
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