高輪クラブ 強敵連続撃破!! 全日本学童東京都予選
2022年5月25日 08時03分
高円宮賜杯第42回全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント 東京都予選大会
東京都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催
▽ペン&カメラ=鈴木秀樹
東京都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催
▽ペン&カメラ=鈴木秀樹
夏の全国大会出場を懸けた戦いは22日、府中市郷土の森第1球場で2回戦16試合が行われ、昨秋の都新人戦王者、しらさぎ(江戸川)、同準優勝の多摩フレンズベースボールクラブ(多摩)などが勝ち上がった。3回戦は29日、同野球場で行われる。
◆高輪クラブ 序盤に7得点
高輪クラブ(港)の勢いが止まらない。
15日の初戦で連雀スパローズ(三鷹)を下した高輪は、2回戦で昨秋の都新人戦3位の桃一小野球クラブ(杉並)と対戦。左腕の大橋叡刀、右腕の鐘ケ江勇人と、大会屈指の2枚看板を擁する桃一小から、初回に木村理人が中堅への適時三塁打、伊藤玲司主将と佐々木海斗、栗田芳志も適時打を放って4点を先取。3回には1死満塁から深田鋼太朗が走者一掃の適時三塁打を放ち3点を加えた。
投げては先発の佐々木が規定の70球を力投。最終回となった4回途中からは深田がマウンドを引き継ぎ、桃一小打線を1点に抑え、うれしい勝利となった。
「相手の3番(鐘ケ江)と4番(大橋)だけは『際どく攻めて、四球ならOK』くらいの気持ちで投げた。全体的に、調子良く投げられました」と好投の佐々木。伊藤主将は「相手が良いピッチャーということは分かっていたから、みんなで粘り、食らいつきました。すごく速かったけど、当てることはできた。勝ててすごくうれしいです」とニコニコだった。
◆レッドサンズ、パワーアップ16強
レッドサンズA(文京)が強敵の国立ヤングスワローズ(国立)を下して16強入りを果たした。
まだ5年生ながら「隠れエース」の左腕・藤森一生が好投。ケガ明けで本調子ではない先発・藤平拓視の後を受け、この日も国立の強力打線を3点に抑えて勝利を挙げた。
「ここまでいい流れで来ることができています」とレッドサンズ・門田憲治監督。もともと長身の藤平はさらにたくましさを増し、藤平は球速アップ。捕手の駒形翔太もセカンド送球の力強さを増しており、春先から、さらに力をつけた印象だ。次戦も強力打線の船橋フェニックスA(世田谷)。好調の勢いに乗り、昨年に続く全国大会出場を目指す。
◆高島エイト 打線爆発!!一気7得点
高島エイトA(板橋)打線が勢いに乗った。
この日の相手は、投手陣を中心にディフェンスの良い西伊興若潮ジュニア(足立)。3回まで1−1と、ロースコアの展開となったが、4回表に打線が爆発。甲斐雄大に満塁弾が飛び出すなど、この回7得点で、勝ち越しから一気にリードを広げて逃げ切った。
殊勲打の甲斐は「甘い球が来たので、思い切って打ちました。『行った!』と思ってうれしかったです」と満面の笑みだった。
▽2回戦
しらさぎ(江戸川)6−2城北メッツ(北)
仲宿ファイターズ(板橋)4−2東王ジュニア(江東)
中村ウィンズ(練馬)9−0中野ファイターズ(中野)
東村山3RISEベースボールクラブ(東村山)11−8北野バイオレンズ(八王子)
レッドサンズA(文京)6−3国立ヤングスワローズ(国立)
船橋フェニックスA(世田谷)12−2久我山イーグルス(杉並)
ブルーシャークスクラブ(江戸川)11−0国分寺ジュニアキング(国分寺)
千束ファイターズ(大田)6−5レッドファイヤーズ(足立)
小金井三小メッツA(小金井)10−9いちがやチーターズ(新宿)
多摩フレンズベースボールクラブA(多摩)14−2向陽台スターキッズ(稲城)
東金町ライナーズ(葛飾)7−4雷サンダース(江戸川)
深川ジャイアンツ(江東)13−2TOHOパイレーツ(調布)
高島エイトA(板橋)8−1西伊興若潮ジュニア(足立)
高輪クラブ(港)7−1桃一小野球クラブ(杉並)
北原少年野球クラブ(練馬)12−0清新ハンターズ(江戸川)
青梅フォルテ(青梅)4−2小平ライダース(小平)
(東京中日スポーツ)
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