米国でまた銃乱射事件、児童ら21人死亡 バイデン氏、銃乱射事件に怒り「銃器業界に立ち向かう勇気持たなければ」

2022年5月25日 18時15分

24日、銃乱射事件が起きた米南部テキサス州ユバルディの小学校近くを歩く警察官=AP

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】米南部テキサス州ユバルディの小学校で24日昼ごろ、銃乱射事件があり、児童19人と大人2人の計21人が死亡した。容疑者は地元の高校に通う男子生徒(18)で、警官に現場で射殺された。米メディアが伝えた。バイデン大統領は事件を受け「この痛みを行動に変える時だ」と銃規制の強化を訴えた。

◆容疑者は地元の男子高校生 自身の祖母も撃ったか

 テキサス州のアボット知事によると、容疑者の男子生徒は車で現場の小学校を訪れ、拳銃を持って校内に侵入した。ライフル銃を所持し、防弾チョッキのようなものを身に着けていた可能性もあるという。CNNテレビによると、地元当局者は「容疑者はいくつかの教室に入り、銃撃を始めた」と話した。
 男子生徒のものとみられる交流サイト(SNS)「インスタグラム」のアカウントには、3日前に2丁のライフル銃のような写真が投稿されていた。事件は男子生徒の単独犯とみられる。事件前に自身の祖母を撃ち、祖母は病院で治療を受けているとの情報もある。
 バイデン氏は日本などへの外遊から帰国直後の24日夜、ホワイトハウスで演説し、乱射事件への怒りを表明し「われわれは(銃器)業界に立ち向かう勇気を持たなければならない」と訴えた。
 ユバルディはテキサス州の州都オースティンの南西約230キロでメキシコとの国境に近い。人口約1万5000人で、ヒスパニック系住民が多い。
 米国では14日にもニューヨーク州バファローで白人の男(18)が食品スーパーで銃を乱射し、10人が死亡する事件があった。

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