ウクライナ東部ドンバスで空爆激化、ロシアが攻勢 ゼレンスキー大統領「極めて厳しい」

2022年5月25日 21時49分
ロシア軍の爆撃で破壊された学校=24日、ウクライナ・ドネツク州セベロドネツクで(AP)

ロシア軍の爆撃で破壊された学校=24日、ウクライナ・ドネツク州セベロドネツクで(AP)

 ウクライナ東部ドンバス地方の制圧を目指すロシア軍は25日、ルガンスク州の要衝セベロドネツクへの空爆や砲撃を大幅に強化し、周辺の集落を占領した。ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、東部などの戦況について「極めて厳しい状況にある」との声明を出した。
 ウクライナ国防省報道官は同日、ロシア軍の進撃が「最も活発な局面に入った」との分析を示した。ドンバス地方では、ドネツク州マリウポリが陥落して以降、ロシア軍は兵力を他地域に振り向け、攻勢を強めている。
 一方、南部ザポロジエの市当局によると、25日早朝、ロシア軍の巡航ミサイル3発が着弾し、商業施設と民家60軒が破壊された。死傷者が出ているもようだ。
 ロシア軍が一部を占領したザポロジエ州では、「政府」を自称する親ロ派幹部は「昔はここはロシア帝国領だった」としてロシア編入を希望すると表明した。
 ロシアのプーチン大統領の最側近であるパトルシェフ安全保障会議書記は24日、ロシアメディアのインタビューで「軍事作戦の期限は設けておらず、(ウクライナを非軍事化するなどの)目標を達成する」と長期戦の構えを示した。

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