習近平氏「教師面して偉そうに説教するな」 ウイグル訪問中の国連人権高等弁務官にクギ刺す

2022年5月25日 22時06分
バチェレ国連人権高等弁務官(左)とオンラインで会談する中国の習近平国家主席=25日、北京(新華社=共同)

バチェレ国連人権高等弁務官(左)とオンラインで会談する中国の習近平国家主席=25日、北京(新華社=共同)

 【北京=坪井千隼】中国の習近平しゅうきんぺい国家主席は25日、新疆ウイグル自治区の視察のため訪中しているバチェレ国連人権高等弁務官とオンライン会談した。習氏は「人権を口実に内政干渉するべきではない」と訴え、中国が少数民族ウイグル族の人権を弾圧しているとして批判を強める欧米をけん制した。
 中国外務省によると、習氏は「国ごとに異なる歴史文化や社会制度を尊重するべきだ」と主張した上で、「教師面して偉そうに他国を説教するべきでなく、人権問題を政治化してはならない」と国際社会の非難に反論した。
 バチェレ氏は28日までの日程で、同自治区ウルムチなどを訪問する。バイデン米政権は「必要な調査を中国側が認めるとは考えられない」と指摘し、視察が中国側の宣伝に利用されることを懸念している。

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