戦争…生命の大切さ音楽で 横浜のギタリスト・篠崎さん 28日、ビデオコンサート

2022年5月26日 07時15分

28日にビデオコンサートを開催する篠崎さん

 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、横浜市磯子区のギタリスト篠崎洋子さんは28日、戦争の悲しみと生命の大切さを伝える自作の「ひとりオペラ」のビデオコンサートを、同区民文化センター「杉田劇場」で開催する。3月に実施した東日本大震災の支援コンサートの映像を上映し、入場料収入をウクライナからの避難民への支援金として寄付する。(杉戸祐子)
 篠崎さんは国内のほか、スペインやフランスなどで活動。二〇一一年の東日本大震災後は支援コンサートを重ねてきた。今年は三月に同劇場で「戦争の犠牲になった子供たち・妹を背負う僕」を上演。戦時中に銃撃で母を失った少年が幼い妹とともに爆撃に遭い、冷たくなった妹を背負って天国で母と再会するという筋書きだ。音楽とともに、「なぜ僕たちは戦争の犠牲になったのですか。命ってなに」と問い掛ける。震災で悲しい思いをした子どもたちと戦災孤児らを重ねた作品で、脚本、作曲から演出、出演まですべてを自身で担った。
 脚本の執筆や作曲を始めたのは昨年七月。当時、ウクライナ侵攻が起こるとは「夢にも思わなかった」。上演した際、同国で一般市民も犠牲になっている現況が「作品と重なっていることに驚き、心が痛んだ」という。今回は上演時のビデオ映像を上映し、同国からの避難民を支援したいと考えた。「戦争や紛争がいかに悲惨か。音楽とともに伝えることで、平和の大切さを感じてほしい」と願う。
 二回上映予定で、一回目は午前十時〜同十一時半、先着十五人程度。二回目は正午〜午後二時十分、先着三十人程度。入場料千円。問い合わせは篠崎さん=電090(7428)2600=へ。

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