元市立船橋高生、20年の命 力の限り 応援曲生んだ青年「希望の映画」 きょう公開 特別展も

2022年5月27日 07時27分

特別展の開幕を祝ってくす玉を割った秋山純監督(右端)ら=いずれも船橋市民ギャラリーで

 船橋市立船橋高校で受け継がれる応援曲「市船soul(ソウル)」にまつわる物語を描いた映画「20歳(はたち)のソウル」が封切りされるのを前に、関連の品々を集めた特別展が船橋市民ギャラリーで開かれている。二十四日はオープニングセレモニーがあり、出演者や原作者らがくす玉を割るなどして、特別展と二十七日から全国公開される映画を祝った。
 同校吹奏楽部で活動していた浅野大義さんは、野球部のオリジナル応援曲「市船soul」を作曲。音楽大学に進んだ二十歳のとき、病魔に襲われて亡くなった。告別式には卒業生百六十四人が駆け付け、その曲が奏でられる−という実話が映画化された。
 特別展のオープニングセレモニーでは、秋山純監督や出演者らによるテープカットがあり、秋山監督は「大義君は二十年間、力の限り生き切った。悲しい映画ではなく、希望の映画」。市船吹奏楽部時代の部長で、今回の映画でも部長役を務めたダンサーで俳優の佐藤美咲さん(20)は「大義先輩の生きざまを感じていただければ」などと話した。
 会場には映画撮影時の写真や衣装、台本のほか、浅野さんが作曲の際に使ったキーボードを展示。映画の一シーンや実際の告別式での演奏を収めたビデオも上映している。六月五日まで。入場無料。(保母哲)

会場には浅野大義さんが愛用したキーボードも飾られた


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