高津であす「まちづくりフェスタ」 公害や環境テーマ 3年ぶり通常規模に

2022年5月28日 07時05分
 「公害・環境、健康、まちづくりフェスタ」が29日、川崎市高津区のJR武蔵溝ノ口駅ペデストリアンデッキで開かれる。環境問題に取り組む約60の市民団体が参加予定で、公害・環境をテーマにした小中学生の絵画や作文の展示も見られる。
 今回で27回目。1999年の川崎公害訴訟の全面和解後に、「市民のみんなで環境問題について考えよう」と始めた。原告団が中心となり、企業からの和解金を今後の環境問題の改善に生かそうと続けてきた。コロナ禍では2年間、スタンディングのみの開催だったが、3年ぶりに通常の規模に戻して催す。
 フェスタでは、地球温暖化や原発事故、沖縄の基地問題などについて各団体からの演説があるほか、川崎市の「成人ぜんそく患者医療費助成制度」の拡充を求める訴え掛けなどもする。
 主催団体の一つの「川崎公害病患者と家族の会」事務局長の大場泉太郎さん(67)は「ぜんそくで味わった苦しみを子どもや孫に伝えないというのが裁判にかけた一番の思いだった。環境問題は未来永劫(えいごう)続いていく。川崎全体で解決の方法を考えていきたい」とフェスタに込めた思いを話した。
 午前11時〜午後3時まで。問い合わせは、川崎公害病患者と家族の会=電044(211)0391=へ。(竹谷直子)

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