各地で大雨 富士市で突風被害 工場の金属製屋根吹き飛ぶ

2022年5月28日 07時34分

飛んできた金属製屋根が車に当たった現場=富士市宮下で(近くの会社従業員撮影)

 二十六日から二十七日朝にかけての大雨で、静岡県内各地で影響が出た。富士市では突風による被害も出た。
 富士署や富士市によると二十七日午前八時四十分ごろ、同市南西部の宮下や森下、水戸島などで突風による被害が発生した。同市宮下では工場の金属製の屋根が吹き飛び、近くを走っていた乗用車に衝突。車は田んぼに突っ込み、運転していた男性が軽傷を負った。付近住民らは「突然ものすごい強風が吹き、前が見えないくらい雨が降った」「魔法のじゅうたんのように舞っていた物体があると思ったら屋根の一部だった。恐ろしかった」などと話していた。
 同日午後二時現在、工場二カ所で屋根が飛び、住宅四棟で屋根瓦が飛んだり窓ガラスが割れたりする被害があった。現場から数キロ離れた市消防防災庁舎では午前八時五十分、南西向きに最大瞬間風速二〇・九メートルを観測した。
 東京電力パワーグリッドによると、飛散した屋根の一部とみられるトタン板が変電所の設備にぶつかり、午前八時半ごろに市内の約一万七千軒で停電が発生。約二時間後に復旧した。(佐野周平、藤浪繁雄)
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 浜松市南部と湖西市に土砂災害警戒情報が発令され、両市は二十七日早朝、計四万七千七百六十世帯十一万二千八人に避難指示を出した。いずれも午前中に解除された。
 静岡地方気象台によると、二十六日午前三時から二十七日午前七時までの間、浜松市北区三ケ日町で一三五・五ミリの雨量を観測。午前八時十分までの一時間に静岡市の葵区有東木で六三・五ミリ、清水区清水で五六・五ミリを記録した。

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