BTSがバイデン大統領と31日に面会 人種差別や憎悪犯罪防止で意見交わす
2022年5月29日 20時39分
【ソウル=相坂穣】世界的に人気のある韓国の男性7人組Kポップグループ「BTS(防弾少年団)」が31日にバイデン米大統領とワシントンで面会し、人種差別や憎悪犯罪の防止について意見交換する。米ホワイトハウスが26日、発表した。
米国では今月中旬にもニューヨーク州で、黒人を狙ったとみられる銃乱射事件が起きるなど、社会の分断が深刻化し、この修復が課題になっている。BTSの所属事務所は「バイデン大統領とともに包容や多様性、憎悪犯罪、文化芸術など幅広く話し合えることを期待する」とのコメントを出した。
BTSは、2020年に黒人差別と闘う「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」運動に賛同。リーダーのRMさんは昨年、新型コロナウイルス拡大後に欧米で増加したアジア系住民に対する憎悪犯罪を巡り、「いつでも声を上げたい」と語っていた。
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