核廃絶、ウクライナ…世界に訴える 高校生平和大使ら3人が抱負

2022年5月31日 08時08分

平和大使の佐藤希さん(中)、長崎派遣代表の土屋礼生さん(右)と山中このみさん=県庁で

 国連機関で核廃絶や世界平和を訴える「高校生平和大使」の静岡県代表に選ばれた韮山高一年佐藤希(のぞむ)さん(15)=三島市=と長崎派遣代表に選出された富士東高二年土屋礼生(れお)さん(16)=富士市、藤枝東高一年山中このみさん(15)=焼津市=が二十六日、県庁で記者会見し、抱負を語った。
 佐藤さんは、太平洋戦争中に広島へ落とされた原爆の黒いきのこ雲を目撃した曽祖父母から、当時の様子を聞き、広島市の原爆資料館を訪れたこともある。「僕らは生まれたときからインターネットがある世代。世界中の友達と手を取り、高校生としてできることをやっていきたい」と抱負を述べた。
 土屋さんはロシアのウクライナ侵攻に触れ「いまは武器を取るより、互いの手を取るべきだ。平和について理解し、周囲と一緒に考えていきたい」。
 焼津市出身の山中さんは「第五福竜丸の被害は、世界でもあまり知られていない。被ばくの記憶を失わないため、活動を通して、平和を思う、ともしびをつないでいきたい」と語った。
 佐藤さんは、八月にスイス・ジュネーブの国連軍縮本部を訪問予定。今後、新型コロナの感染状況に応じて、渡航を判断していく。土屋さんと山中さんは、同月に長崎市を訪問し、平和祈念式典に出席する予定。(板倉陽佑)

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