「開成ブルー」町を彩る 4日からあじさいまつり 地元中学生が会場清掃 箱根や小田原でもイベント

2022年6月4日 07時08分

手分けして清掃する文命中の生徒たち=いずれも開成町で

 神奈川県開成町金井島の「あじさいの里」で4日から「あじさいまつり」が3年ぶりに開かれる。コロナ禍により2年連続の中止だったが、50店の模擬店も復活し、12日までの期間中、土日を中心に催しがある。アジサイは町の花。町主体で5年前に開発したオリジナル品種「開成ブルー」が育ち、水田脇に植樹した。今年から田園風景の一部になる。(西岡聖雄)

開成ブルーの花(町提供)

 五千株のアジサイが東京ドーム三・六個分の水田を囲むように植栽され、総延長は一〇・六キロに及ぶ。例年二十万人が散策を楽しむ。町によると、前半は青や赤が多く、後半は赤や白のアジサイが増えていく。
 濃い青が特徴の開成ブルーは、特設会場に近い二カ所に百株と十数株を植えた。まつりの期間中に見頃になりそうだ。地域の造園業者が増殖させ、今回から一般に販売する。土がアルカリ性に偏ると花が赤くなるため、酸性に傾く手入れが必要という。
 久しぶりの開催を喜び、地元の町立文命中学校の一年生百七十人が初めて、まつり会場を清掃した。上田紗槻さん(12)は「根元に隠れたごみも取り除いた。心が落ち着く風景。多くの人に来てほしい」と話した。町は脱炭素に取り組んでおり、模擬店のレジ袋をバイオマス成分に変えた。
 期間中は開成駅からシャトルバス(大人二百十円など)が走る。近くのあしがり郷瀬戸屋敷も関連イベントを催す。問い合わせは町産業振興課=電0465(84)0317=へ。

箱根強羅公園で即売される「ダンスパーティー」=箱根町で(小田急エージェンシー提供)

 箱根町の箱根強羅公園も四日から二十六日まで、三年ぶりに「あじさい展」を開く。日本原産でかれんなヤマアジサイなど五十種を展示、華やかな「ダンスパーティー」などの即売コーナーもある。入園料は大人五百五十円など。問い合わせは公園=0460(82)2825=へ。
 小田原市の小田原城では、「あじさい花菖蒲(はなしょうぶ)まつり」を十九日まで開催中。ハナショウブ一万株、カラフルな石垣のように斜面を彩るアジサイ二千五百株が開花している。問い合わせは天守閣=電0465(22)3818=へ。

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