48時間以内の陰性証明、専用車両で送迎…コロナ厳戒下の中国で大学入試始まる 上海は1カ月遅れ

2022年6月7日 19時15分
7日、北京市中心部で、「頑張って」との声援に送られ、試験会場に入る受験生たち=坪井千隼撮影

7日、北京市中心部で、「頑張って」との声援に送られ、試験会場に入る受験生たち=坪井千隼撮影

 【北京=坪井千隼】中国の大学統一入試「高考」が7日、上海を除く全土で一斉に始まった。受験競争の激しい中国では高考の結果は若者の一生を左右する一大事で、今年は過去最多の1193万人が出願。厳重な新型コロナウイルス対策が施される中、学生たちが各地で試験に挑んだ。
 北京では、全受験生が48時間以内のPCR検査の陰性証明提示を求められた。外出が制限されている封鎖エリアの学生に対しては、外部との接触を断つため市当局が特設会場を用意し、専用車両で送迎した。
 マスク姿の高校生らは、保護者たちの「頑張って」の激励に送られ、緊張した面持ちで試験会場に入った。受験生の父親(52)は「感染が怖くて、家族全員この1カ月ほとんど外出していない。無事に当日を迎えられてよかった」と語った。
 一方、ロックダウン(都市封鎖)が1日に解除されたばかりの上海は、高考が1カ月延期された。

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