葛飾区が補助金誤支給 4年にわたり区内保育園へ 金額、施設数は精査中

2022年6月10日 07時06分
 東京都葛飾区が、パートの保育士を雇用した私立認可保育園に支給している補助金を巡り、二〇二一年度までの四年間に誤って多く支給していたことが分かった。区が九日、区議会保健福祉委員会で報告した。支給額を算出する表計算ソフトの計算式に誤りがあったという。
 区は誤支給の金額や対象の施設数は精査中とし、精査後に金額を公表するとしている。また、誤支給分の補助金の返還を求めるが、「園の運営に支障が出ないように、どういう返還方法があるか園側と相談していきたい」としている。
 区によると、表計算ソフトの計算式は、複雑な算定を簡単にするために担当職員が一人で作り一八年度から利用。このソフトを使って園側に支給額を計算してもらっていたという。今年三月、別の職員が誤りに気付いて誤支給が判明したという。
 四月一日現在、区内には私立認可保育園が八十七園あり、多くがパート保育士を雇っていたという。
 区子育て支援課の橋本幸夫課長は「このような事態を招き、深く反省している。再発防止を徹底していきたい」と話した。(西川正志)

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