ジャガイモ収穫で協力 障害者と地元中学生 農業・福祉連携 足利市

2022年6月10日 08時00分

協力して育ったジャガイモを収穫する障害者と中学生ら=足利市で

 梅雨晴れに恵まれた九日、栃木県足利市南部の県(あがた)町地区に広がる畑で、障害者と地元中学生が協力してジャガイモを収穫した。
 五千平方メートルの畑に育ったジャガイモは社会福祉法人「渡良瀬会」所属の障害者らが畝作りから種まき、肥料散布、草取りなどの世話をして育てた。農業の担い手不足を障害者が支える農業・福祉連携の取り組みで、地元有志のNPO法人「あがた農楽園」が支える。
 収穫作業に参加したのは、地元の協和中二年生四十人。職業体験の一環で学校側から申し出があり、初めて実現した。引率の大川明子教諭は「農業体験や障害者との交流を通じて子どもたちの視野が広がる」と期待した。
 生徒の浅海蓮司君(13)は「思ったよりジャガイモが重かった。カレーライスが楽しみ」とにっこり。参加した障害者の最年少の狐塚(きつねづか)英哉さん(20)は「中学生と一緒に収穫できて楽しかった」と話していた。
 今回、収穫したのは「メークイン」「キタアカリ」「男爵薯(いも)」の三品種で計七トン。六月下旬ごろから渡良瀬会運営の「コミュニティーセンターよこまち」(同市葉鹿町)の障害者喫茶で販売する。(梅村武史)

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