「広河隆一氏から性被害」認定 デイズジャパン 検証委報告書を公表

2019年12月27日 16時00分

広河隆一氏

 写真誌「DAYS JAPAN」の元発行人でフォトジャーナリストの広河隆一氏から性暴力やセクハラを受けたと複数の女性が証言した問題で、同誌の発行元であるデイズジャパンは二十七日、有識者による検証委員会の報告書をホームページ(HP)上で公表した。報告書は深刻な性被害やセクハラ、パワハラが多数あったことを認定した。
 報告書は、広河氏が同社を経営したほぼ全期間にわたり、性交の強要や裸の写真撮影、激しい叱責(しっせき)などを行っていたと指摘。聞き取りに対し、広河氏が「記憶が曖昧」と述べるなど、態度が極めて不誠実だったことを明かし「自分の加害性を直視し、責任を果たす態度を世に表すことが、事実上最後の社会的意義がある仕事だ」などと言及した。
 報告書を受け、デイズジャパンはHPで、被害者に謝罪。相談窓口を設置したことを告知した。
 問題は、週刊文春が二〇一八年十二月に元スタッフらの性被害証言を掲載して公に。広河氏はデイズジャパンの代表取締役を解任された。
 一九年三月発売の「DAYS JAPAN」最終号は、広河氏による性暴力を検証する記事を掲載したが「被害者への聞き取りを含めて調査が不十分」として、最終報告はHPで公表すると予告していた。

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