人形町【中央区】グルメな下町で贅沢ランチ&甘味巡り 人形町の地に根付く水天宮を参拝 ~ぐるり東京 街さんぽ~

2022年6月23日 00時10分
ぐるり東京 街さんぽ

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イラスト:杉崎アチャ

水天宮へのアクセス

東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」5番出口から徒歩約2分
東京メトロ日比谷線「人形町駅」A2出口から徒歩約8分

人形町のココが見どころ

 江戸時代、歌舞伎や人形浄瑠璃などの劇場が集まる街であった人形町。人形師や人形使いが多く住み、土産物の人形を売る人形市も盛んだったことが町名の由来と言われています。
 古くから安産・子授けの神として信仰を集める水天宮は、平成28年(2016年)に建て替え工事が完了。生まれ変わった新社殿に加え、境内全体に採用された免震構造も話題になりました。また、日本橋の明治座から人形町駅まで続く甘酒横丁は、数々の老舗・名店の味が楽しめるグルメスポットとしても人気です。

グルメな下町で甘味巡りと贅沢ランチ&庶民派ディナー

 「人形町駅」A2出口を出ると、目の前は甘酒横丁交差点。ここから日本橋の明治座に至る400mほどの街並みが甘酒横丁です。
 時刻はお昼どき。さっそく、奮発して予約した「人形町今半 人形町本店」へと向かいます。時間に少し余裕があったので、お隣の「人形町今半 惣菜本店」を覗いてみました。すき焼コロッケなど、意外と庶民的なお惣菜がズラリ。買ったらすぐに食べたくなってしまいそうだったので今回は我慢し、いざ、憧れの今半ののれんをくぐります。案内された個室は「梅」。ほどなくして運ばれてきたのは、すき焼特上です。きめ細やかなサシの入ったお肉は、目利きのバイヤーさんが実際に見極め、人形町今半に合うものを一頭買いしているのだそう。目の前で仲居さんが炊いてくれるすき焼は格別の味。口の中でスッと溶けていく脂に驚きました。
 いっぱいになったお腹を抱え、お土産を探して歩きます。甘酒横丁に訪れたからには……と、「とうふの双葉」で名物の甘酒を購入。甘酒横丁交差点に面する老舗和菓子店「玉英堂」では、水天宮の御神前にも奉納されているという⻁家㐂とらやきと、栗・つぶし餡・紅餡・うぐいす餡が美しい層を成す玉万ぎょくまんを購入しました。
 人形焼は「重盛永信堂」で購入。人形町の氏神として広く信仰があり、安産祈願で有名な水天宮を参拝し、ふたつの「からくりやぐら」の見物を終えた頃には、すっかりお腹が空いていました。
 人形町は、洋食店が多い街でもあります。最後は、人形町洋食御三家のひとつである「小春軒」へ。特製カツ丼は、先代が初代の味を復活させた看板メニューです。アットホームな雰囲気の中、「気どらず美味しく」がモットーの洋食を味わいましょう。

<人形町のおすすめスポット>

◆人形町今半 人形町本店

ルーツとなる今半本店は、明治28年(1895年)に牛鍋屋として創業。昭和27年(1952年)、浅草今半の人形町店として開店した後、昭和31年(1956年)に人形町今半として独立しました。通年メニューのほか、季節のすき焼もおすすめ。お食い初めや七五三といった家族の大切な節目に活用される機会も多いのだそう。

<上>すき焼特上(8250円) <下>全席個室。掘りごたつ、テーブル席の個室もあります。

店員

店員

スタッフは全員、すき焼を美味しく炊くための研修を受けていますのでご安心ください。接客に関しても日々勉強し、お客様の期待を超えるおもてなしを心がけています。

お客様

お客様

前菜から趣向を凝らした旬の味を楽しめる季節のすき焼コースのファン。遠方の家族や親戚で集まるときは、高齢の祖父母がゆったり過ごせるよう、人形町今半を予約すると決めています。

<データ>
住所 中央区日本橋人形町2-9-12
電話 03-3666-7006
営業時間 11:00~22:00(LO21:00)※平日15:00~17:00は準備時間
定休日 大晦日、元旦(不定期でメンテナンス休業あり)


◆玉英堂

昭和29年(1954年)に、甘酒横丁の由来にもなった甘酒屋「尾張屋」から土地を譲り受け、人形町に店を構えました。そのため、現在でも店内で甘酒を販売しています。看板商品の⻁家㐂とらやきは、⼆⼗三代⽬にあたる現当主まで、三代に渡り寅年に男⼦が⽣まれたことにちなみ命名された縁起の良い逸品。

<上>⻁家㐂(300円)。薄紙を丁寧に剥がすと、生地に虎模様が浮かび上がる。 <下>玉万(700円)。別名「お宝饅頭」。皮生地には山芋を使用している。

店員

店員

⻁家㐂も玉万も見た目のインパクトがあるので、取引先への差し入れとして、スーツ姿の方が購入されることも多いです。まずは目で楽しみ、その後、職⼈の経験と技によって守り続けてきた伝統の味をお楽しみください。

お客様

お客様

どら焼きのようで、普通のどら焼きとはちょっと違うのが⻁家㐂。定期的に食べたくなります。ふわふわの軽い皮と、小豆の食感が残る餡の相性が抜群です!

<データ>
住所 中央区日本橋人形町2-3-2
電話 03-3666-2625
営業時間 9:00~20:00(土曜9:00~19:00、日曜祝日9:30~17:00)
定休日 不定休(詳細はインスタグラムで告知)

◆西洋御料理 小春軒


明治45年(1912年)創業の老舗洋食店。小春軒という店名は、初代・小島種三郎氏とはる夫人にちなんでいます。モットーは「気どらず美味しく」。ご飯に合う、親しみやすい洋食の味にこだわり続けています。看板メニューの特製カツ丼と共に、揚げ物など日替わりで7種が楽しめる特製盛り合わせも人気。

<上>小春軒特製カツ丼(1300円)。しじみ汁付なのがうれしい。 <下>特製盛り合わせ(1500円)。この日のラインナップは、海老フライ、ホタテフライ、一口カツ、メンチカツ、カラスガレイフライ、カジキ串焼き、イカバター焼。

店員

店員

特製カツ丼のポイントは、デミグラスソースが隠し味の割り下。この割り下で煮た一口カツと野菜がご飯に合うんです。半熟の目玉焼きを崩しながらどうぞ。

お客様

お客様

小春軒の海老フライは、海老がぷりっとしていて衣もサクサクで最高!特製盛り合わせを頼み、半分はビール、半分はご飯と一緒にいただくのが私の定番です。

<データ>
住所 中央区日本橋人形町1-7-9
電話 03-3661-8830
営業時間 月~土曜11:00~14:00、月~金曜17:00~20:00 
定休日 日曜・祝日


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※2022年6月23日現在の情報です。
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