「気候市民会議の実現を」若者グループが山口環境相に要望 温暖化対策強化へ意見交換

2022年6月15日 20時45分

メモを取りながら若者たちと意見交換する山口壮環境相(左)

 地球温暖化による気候変動への対策強化を求める3つの若者団体のメンバー8人が15日、環境省で山口壮環境相と面会し、若い世代が参加する政策決定の場の実現を提言した。45分間の意見交換で、山口氏は「サポートするようにしましょう」と歓迎したものの、国としての開催を目指す考えは示さなかった。
 若者の政策決定への参画は、3団体のうち「日本版気候若者会議」と「Fridays For Future Japan(未来のための金曜日)」が要望。欧州などで広がる、無作為に選ばれた市民らによる「気候市民会議」を国が開くことで、気候変動に対する国民の関心の向上が期待できることなどを訴えた。
 気候市民会議は選挙を通じた政治参加を補い、市民の声を直接的に気候変動対策に反映させる民主主義の試みとして、日本でも有志や自治体による取り組みが進みつつある。
 日本版気候若者会議の大学2年高尾文子さん(19)は面会後の取材で、有志らが開いた市民会議の提言を届けるだけでは政策を変えづらいという認識を示し、「政策にどのように反映させるのか、市民レベルからと国からの2つの方向が重要だと思う」と語った。(福岡範行)

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