全国空襲連が集会 救済法の早期実現訴え

2022年6月17日 07時07分
 全国空襲被害者連絡協議会が十六日、通常国会閉会を受けて東京都墨田区内で決起集会を開き、民間の空襲被害者を対象にした救済法の早期実現を訴えた。
 吉田由美子共同代表(80)は、法案が提出されないまま十五日に閉会した通常国会について「開会中に良い結果が出るのではと期待したが、またしても拒まれた。救済法の成立を一日も早くと願う」と述べた=写真。
 超党派でつくる空襲議連(会長・北村誠吾自民党衆院議員)は、空襲で障害や精神疾患を負った人に一律五十万円を給付する救済法案の要綱をまとめたが、提出には至っていない。
 集会に出席した議連事務局長の柿沢未途自民党衆院議員は「党内の理解は広がってきている。国の救済が実現できておらず心苦しいが、あきらめないで取り組んでいく」と説明した。
 集会には約五十人が参加。冒頭、全国空襲連の共同代表を務め、五月に九十歳で亡くなった作家早乙女勝元さんに黙とうがささげられた。(三宅千智)

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