東京国立博物館、きょうから特別公開 個人利用に限り高御座、撮影OK

2019年12月22日 02時00分

公開される高御座(左)と御帳台=21日、東京都台東区の東京国立博物館で

 天皇陛下の「即位礼正殿の儀」で使われた高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)が二十二日から、東京・上野の東京国立博物館で特別公開される。見学は無料で、個人で利用する目的に限り写真を撮影できる。
 高御座は奈良時代以降、天皇の即位儀式で皇位を象徴する御座として用いられてきた調度品。陛下も十月二十二日の正殿の儀で高御座に登壇し、国の内外に即位を宣言された。
 現在の高御座は一九一三(大正二)年に伝統技術の粋を集めて製作された。朱色の欄干のある黒漆塗りの浜床(はまゆか)に、八角形の天蓋(てんがい)付きの屋形を載せたような構造。天蓋に中国神話の「鳳凰(ほうおう)」をかたどった金色の飾り物を置き、浜床の側面には霊獣「麒麟(きりん)」を描くなど豪華絢爛(けんらん)な趣を見せる。
 御帳台は大正期に西洋風に天皇と皇后にそろって登場してもらおうと、従来の伝統にない皇后用の御座として新造された。高御座より一割ほど小さい。写真撮影ではフラッシュと三脚の使用は禁止。特別公開は二十二~二十五日と来年一月二~十九日(六日と十四日は休館)。問い合わせは、ハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。

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