井山5連覇 名誉天元獲得

2019年12月19日 02時00分

井山裕太天元

 囲碁の第四十五期天元戦五番勝負(東京新聞主催)の最終第五局は十八日午前九時から徳島市の徳島グランヴィリオホテルで打たれ、午後五時三十六分、井山裕太天元(30)=棋聖、本因坊=が挑戦者の許家元(きょかげん)八段(21)に二百三十四手までで白番中押し勝ち。対戦成績三勝二敗で五連覇を達成し、林海峰(りんかいほう)名誉天元(77)以来、史上二人目となる「名誉天元」の資格を得た。
 二年連続で第五局までもつれた熱戦を制し、天元獲得は通算八期。名誉称号は本因坊、碁聖、棋聖に加えて四つ目で、歴代単独最多となった。今年は四月に十段、十一月に王座を失って五冠から三冠に後退したが、天元防衛で踏みとどまった。許は天元獲得の最年少記録更新を逃した。
<いやま・ゆうた> 1989年、大阪府東大阪市生まれ。石井邦生九段門下。12歳でプロ入り。史上最年少(当時)の20歳で名人獲得。16年、史上初の七冠同時制覇を果たし、17年、2度目の七冠を達成。七大タイトル通算獲得数は歴代1位の46期。

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