ラグビーW杯期間中、サイバー攻撃相次ぐ 五輪中継妨害への準備か

2019年12月17日 02時00分
 ラグビー・ワールドカップ(W杯)の日本大会期間中に、テレビ放送システムを狙ったサイバー攻撃が相次いだことが、大会組織委員会への取材で分かった。政府関係者は「来年の東京五輪・パラリンピックのテレビ中継を妨害する準備が行われている」と警戒を強めている。
 組織委によると、サイバー攻撃はシステムに大量のデータを送りつけて機能を停止させる「DDoS(ディードス)攻撃」。大会期間中に十二回あり、主に放送局が使う組織委のシステムが狙われたが、実害はなかった。
 攻撃の多くに日本国内の機器が使われたが、実際の攻撃元は判明していない。情報セキュリティーの専門家は「多くの人が視聴するテレビ放送が止まれば影響は甚大だ」と懸念した。
 ラグビーW杯では他に、偽メールを送って大会職員のパスワードを盗もうとする「フィッシング」や、大会職員が海外サイトを閲覧してウイルス感染する被害もあった。

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