「日比谷らくご俱楽部」若手3人が新作で会場沸かせる 第3回も満員御礼

2022年6月20日 21時34分
 東京新聞(中日新聞東京本社)が主催する落語会「日比谷らくご倶楽部」(通称・ひびらく)が20日夜、本社1階ホール(東京都千代田区)で開かれた。

開演前、会場を沸かす落語家の(左から)立川談洲さん、春風亭昇咲さん、桂竹千代さん=20日、東京都千代田区の中日新聞東京本社で(内山田正夫撮影)

 4、5月に続き3回目で、ひびらくのために結成された二つ目の若手による3チームが一巡した。この日は、チーム「らくご少年」の立川談洲だんすさん(34)、春風亭昇咲しょうさくさん(29)、桂竹千代さん(35)が「新作落語」をテーマに出演。それぞれが個性豊かな落語を演じ、会場の共感を呼んで大きな笑いを誘った。
 今回も約40の客席はいっぱいに。オンライン配信も実施した。(井上幸一)

◆「新作なら、落語が初めての人にも」

 東京の地元紙として江戸期からの伝統芸能を応援しようと、東京新聞が4月から始めた月1回の「ひびらく」。3回目の20日は、チーム「らくご少年」が出演、3人全員がオリジナルの新作落語を演じ、落語の可能性を示した。
 立川談洲さん(34)は、妻の霊が降りたいたこを当てる「卸問屋」、春風亭昇咲さん(29)は埼玉と千葉が関東ナンバー3を争う「都道府県に関する一考察」を口演。トリの桂竹千代さん(35)は自身の研究を生かした古代史落語「古事記」で笑いを誘った。

落語を披露する桂竹千代さん=20日、東京都千代田区の中日新聞東京本社で

 古典落語でなく、新作で最初のひびらくに臨んだ意図を、リーダーの竹千代さんは「新作なら、落語が初めての人にも話に入りやすいから」と説明。生で落語を聴くのは約30年ぶりという村田和美さん(71)=さいたま市=は、「埼玉の話が出てびっくり。新作っておもしろいわ。落語会のこの雰囲気がいい」と感想を話していた。
 ひびらくは、若手によるチーム3組が月替わり出演。次回(定員40人)は7月19日午後7時で、三遊亭わん丈さんらのチーム「花言葉」が4月に続いて登場する。木戸銭1500円で、オンライン視聴は1000円。21日正午から、日比谷らくご俱楽部の特設サイトか、東京新聞オフィシャルショップ=電03(6910)2542=で販売する。

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