まるでワイン? 3年熟成しょうゆ 川島の老舗が発売

2022年6月21日 07時29分

3年仕込みしょうゆの新商品「常若」を紹介する笛木醤油の笛木吉五郎社長=川越市役所で

 埼玉県川島町上伊草の老舗しょうゆメーカー「笛木醤油(しょうゆ)」は二十日、三年の長期発酵熟成をさせたプレミアムしょうゆ「常若(とこわか)」を発売した。同社の創業二百三十周年だった二〇一九年に県内産の杉と竹でできた二十石の大桶(おけ)で仕込み、今年の川越市の市制施行百周年に合わせて醸造、商品化した。
 原料にいずれも川越市産の大豆「里のほほえみ」と小麦「さとのそら」を100%使っているのが特徴。六百ミリリットル入り瓶のラベルは、ときがわ町の和紙職人の手により、県北部伝統の「細川和紙」にしょうゆの搾りかすを混ぜ込む技法がとられている。
 笛木吉五郎社長は「通常の熟成は一、二年だが、新たな試みとして三年熟成させたところ、ワインのようなフルーティーな味わいに仕上がった。刺し身や旬の野菜によく合う」と言い、商品名「常若」については「長く続くものは常に若々しく」との思いを込めたという。
 六百ミリリットル入り(税込み千六百二十円)は千本、百ミリリットル入り(同五百四十円)は一万本の限定販売。川島町のしょうゆパーク直売店と川越店、直営のネット通販で購入できる。(武藤康弘)

関連キーワード


おすすめ情報

埼玉の新着

記事一覧