アリババ、香港上場 今年最大

2019年11月26日 16時00分
 【香港=共同】中国のインターネット通販最大手アリババグループは二十六日、香港証券取引所に株式を上場し、取引を始めた。初値は百八十七香港ドル(約二千六百円)で、公開価格の百七十六香港ドルを上回った。新株は五億株発行し、調達額は一兆円を超える。
 ダウ・ジョーンズ通信によると、ニューヨーク証券取引所に五月に上場した米配車大手ウーバー・テクノロジーズの調達額を超えて今年最大の新規株式公開(IPO)となった。通年でも十二月の上場が見込まれるサウジアラビア国営石油サウジアラムコに次ぐ規模となる見通し。
 香港市場のIPOとしても今年最大規模。抗議活動が長引き、国際的な金融センターとしての地位が揺らぐ香港にとって存在感をアピールする機会となった。
 アリババは二〇一四年、ニューヨーク市場に上場しており、重複上場となる。米中貿易摩擦の激化によって米国で中国企業への規制が厳しくなる中、香港でも上場して資金調達方法を分散する狙いがある。香港メディアによると、中国の投資家から高い人気を集めた。

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