自民党の岸田文雄総裁はぶれぶれ?「反対があっても決断したことは」どう答えた【9党党首討論】
2022年6月21日 20時50分
22日の参院選公示を前に与野党9党の党首は21日、日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。日本記者クラブ代表者による質問に答えた。
自民党総裁の岸田文雄首相は、「反対があっても決断したことは」と問われ、「ロシアのウクライナ侵攻でロシア政策を大きく変更した」
記者クラブ側との質疑応答は以下の通り。
質問 まずは政治姿勢について。どういうわけかと言っちゃ失礼なんですけども、半年以上経過して支持率は高い水準にある。そのこと自体は結構なんですけども、ずっと見てると、一度決めたことをいとも簡単に反対があるとすっと変える。それが柔軟性と受け止められてるっていうきらいがある。やはり政治家は決断が一番大事だ。この半年間、私はこういう場合に反対があっても決断したんだと堂々と言えるもの、実行したんだということは何か。
岸田氏 とにかくその議論の中で結論は最後ださなきゃいけないわけですから、必ず最後は決断が求められる。これが政治であり、その決断は一つ一つやってきたと思っています。そして結論として、例えば、ロシアによるウクライナ侵略で私たちの国は間違いなくロシア政策を大きく転換した。これは大きな決断であったと思います。
それ以外にも、新型コロナとの戦いにおいても、オミクロン株の特性の中で、絶えず状況が変化する中で決断をしてきました。水際対策まずはいっせいに、この外国からの入国を止めること、そしてその後も様々な行動制限を変えていくこと。これも柔軟性と言って批難されるかもしれませんが、状況の変化に的確に対応して決断を出すという意味で決断の連続だったと思います。ちょっと時間が来てしまいましたので、これ以上は控えますが、これ、もう毎日毎日決断の連続であったと私は振り返っております。
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討論会に参加したのは、自民党の岸田文雄総裁、立憲民主党の泉健太代表、公明党の山口那津男代表、日本維新の会の松井一郎代表、日本共産党の志位和夫委員長、国民民主党の玉木雄一郎代表、れいわ新選組の山本太郎代表、社民党の福島瑞穂党首、NHK党の立花孝志党首。
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